Let's めやす

「外国語学習のめやす」は、国際文化フォーラムが学習者が主体的に学ぶことをはじめ、21世紀の複雑な社会を生き抜くスキル、21世紀型スキルを身に付けるために作成した教育方針です。私たちは「めやす」の教え方をみんなで共有できるようにワークショップを行っています。そのワークショップの詳細を説明します。

【ワークショップ開催報告】2019年8月2日めやすWS(日本語)@中国・大連理工大学

夏休みになりまして、中国語圏第2弾のワークショップを行おうと、大連理工大学の韓蘭霊さんと企画したワークショップ、ついに実現し、開催の運びとなりました。

 

プログラムはこちら

http://letsmeyasu.hatenablog.com/entry/2019/06/03/143035

 

今回も台湾のときと同様、中国語の山崎直樹先生(関西大学)、中国語マスター植村麻紀子先生(神田外大)と一緒です。

Let'sめやすメンバーはドイツ語の田原と日本語の阪上です。

 

おひとりの欠席だけで15分前にほぼ全員着席している状態でしたので、早めに始めました。

はじめに韓蘭霊さんからあいさつがありました。

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その後、山崎先生の講演。今回は3×3+3と目標分解表について取り上げ、ルーブリックについては取り上げませんでした。スライドは中国語です。わかりやすい。

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その後植村先生と私が実践報告をしました。

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3×3+3と目標分解表の穴埋めをしてもらって、グループで仲良くなってもらいました。

 

午後からはグループごとに大連に関係があるプロジェクトを考え、それについて目標分解を考えてもらいました。

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6グループがそれぞれ次のようなプロジェクトを考え、お隣のグループについて発表を聞いてもらいました。

A:日本の夏の文化を知ってもらおう

B:大連の観光マップを作ろう

C:大連滞在者に大連の病院について説明しよう

D:短期滞在者に大連を紹介しよう

E:大連理工大学で学ぶ学習者が日本へ行くときのプラン

F:日本のレストランを使おう

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最後に山崎先生のまとめがあって終わりました。

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特に大きな問題もなかったのですが、今回ルーブリック、評価について取り上げなかったので、成果物についても決めずに話し合いを進めるグループが多く、そこをうまく軌道修正してもらうのが申し訳なかったです。

 

大連では7月に全く雨が降らなかったのですが、その日の帰りは大雨。びっくりしました。

次の日に大連と旅順を観光して楽しく帰りました。