2/29実践報告の一部ご紹介(日本語、動画づくり)
2月29日(土)に関西学院大学梅田キャンパス、もしくはzoomで「めやす」の実践報告会があります。
これは、私たちLet's めやす(「めやす」マスター有志)が「めやす」型授業を行いたい語学を教える先生方を募り、その先生方を1年サポートしました。
サポートといっても名ばかりでこちらも一緒に先生方と一緒に学んできました。
授業を行う前、授業を行っている最中にもzoomで打ち合わせを行い、一緒に「めやす」型授業について考えてきました。
zoomでも参加できますので、ぜひともご参加ください。
申し込みはこちら
20200229「外国語学習のめやす」実践報告会 参加応募フォーム
今日は報告者の一人である、明新科技大学の栗原祐美さんの実践報告です。
明新科技大学は台湾にある大学で、栗原さんはそこで将来ホテルで働いたり観光に従事したりする学生さんに日本語を教えます。語学ですが、学生数が50名以上いて、プロジェクト学習としてはやりにくいですが、工夫していらっしゃいます。
実践は「ホテルマンになりきって、日本語で接客し動画を撮影しよう!」というものです。
実践を伺っていて、学習者が多いので全員に目が行き届きにくく、全員の発表を聞くことはできないし、学習者のモチベーションをどう維持するのかが問題だなぁとつくづく思いました。
面白いのはホテル学科ということで、ホテルのフロントや喫茶店のレプリカのようなものがあり、それを使ってロールプレイができるのです。教室でやるよりずっと現実味を帯びていますよね。そのビデオが当日見せていただけるそうなので、ぜひともご覧ください。
栗原さんのワークシート
https://1drv.ms/b/s!Ap5DVcQnpz0FgqNwjGyFGUBKk7Fb8w?e=octqrR
栗原さんのめやすWEBの記事
2/29実践報告の一部ご紹介(日本語アカデミックライティング)
2月29日(土)に関西学院大学梅田キャンパス、もしくはzoomで「めやす」の実践報告会があります。
これは、私たちLet's めやす(「めやす」マスター有志)が「めやす」型授業を行いたい語学を教える先生方を募り、その先生方を1年サポートしました。
サポートといっても名ばかりでこちらも一緒に先生方と一緒に学んできました。
授業を行う前、授業を行っている最中にもzoomで打ち合わせを行い、一緒に「めやす」型授業について考えてきました。
zoomでも参加できますので、ぜひともご参加ください。
今日は報告者の一人である、甲南大学の谷川さんの実践報告です。
谷川さんは、留学生対象に日本語を教えています。インターナショナルスクールで教えた経験があり、国際バカロレア資格のワークショップも受けられており、プロジェクトワークをいろいろ実践されています。
実践は「アカデミックライティングスキルに関する自分だけの手引きを作ろう」というものです。
レポートを書くために、アカデミックライティングの授業は多く開講されていますが、谷川さんは受講生に自分たちでレポートを書くスキルについても考えて、自分専用のマニュアルを作ってもらおうとしました。
毎回授業ログを書いてもらったり、クラスメートと作文を読んでピアレビューを行ったり、いろいろ学びたい点がたくさんありました。
当日は受講生のレポートなども見せていただけるそうなので、ぜひともご覧ください。
谷川さんのワークシート
https://1drv.ms/b/s!Ap5DVcQnpz0Fgpx_UL_ymHFrw3l3xQ?e=gwj2gi
谷川さんのめやすWEB
2/29実践報告の一部ご紹介(ドイツ語)
2月29日(土)に関西学院大学梅田キャンパス、もしくはzoomで「めやす」の実践報告会があります。
これは、私たちLet's めやす(「めやす」マスター有志)が「めやす」型授業を行いたい語学を教える先生方を募り、その先生方を1年サポートしました。
サポートといっても名ばかりでこちらも一緒に先生方と一緒に学んできました。
授業を行う前、授業を行っている最中にもzoomで打ち合わせを行い、一緒に「めやす」型授業について考えてきました。
zoomでも参加できますので、ぜひともご参加ください。
今日は報告者の一人である、兵庫県立大学の森村さんの実践報告です。
森村さんは、今回、初めてプロジェクトワークを行ったのですが、スケジュールについても学生の成果物の達成度についてもほとんど問題なかったそうです。
プロジェクトワークを行ったメンバーに相談したりして入念に準備した成果と言えるのではないかと思っています。
実践は「関西を旅行するドイツ人のためにオススメのスポットやグルメを紹介してみよう!」というものです。
学生たちに自律的に学んでもらうためにも、グループ分けは自分たちでさせたところ、1人でやりたいと言った学生がいたり...。そのせいで、森村さんの発表のスクリプトのチェック作業には時間がかかったそうです。
発表の模様も見られるそうなので、ぜひともご覧ください。
森村さんのワークシート
https://1drv.ms/b/s!Ap5DVcQnpz0FgpssDSdvO_xIH4RDKg?e=epvKli
森村さんのめやすwebの記事
【開催報告】2020年2月29日「めやす」実践報告会とルーブリックWS@関学梅田
2月29日の午前に「めやす」実践報告会、午後にルーブリックのワークショップを行いました。
新型コロナウィルス感染が拡大している現状で、キャンセルが相次ぎ、教室には発表者と少しの参加者となりましたが、なんとか開催できました。
プログラムはこちら
http://letsmeyasu.hatenablog.com/entry/2019/12/09/085227
どの発表もコメントや質問をたくさんもらえて、ディスカッションが盛り上がりました。
どのようなアプリを使ったか、学生の反応はどうだったかなどです。
午後のルーブリックについては4名の参加だったのですが、じっくりお互いのルーブリックについて話せていい時間になったようです。
夏にもう一度ワークショップを行えたらと思っています。
【参加者募集】2月29日午前 めやす実践報告会
国際文化フォーラムが提案した新たな教育指針である「外国語学習のめやす」。
この「めやす」を取り入れて、スペイン語、中国語、ドイツ語、日本語を教える先生方が授業を行いました。これらの授業実践報告会を行います。当日はzoomを使用しますので、自宅からの参加が可能です。
日 時:2020年2月29日(土)10:25~13:15
(午後にルーブリックについてのワークショップを行います)
会 場:関西学院大学梅田キャンパス 10階 1005教室
(もしくは zoom による参加も可能)
対 象:外国語教育に従事している教員、もしくは学生
参加費:無料
申 込:
20200229「外国語学習のめやす」実践報告会 参加応募フォーム
プログラム:
10:25~10:30 はじめに
10:30~11:00 谷川依津江(甲南大学)
「アカデミックライティングクラスにおける授業ログの活用」
11:00~11:30 各務恭子(兵庫県立国際高等学校)
「スペインに行く旅行計画を作ろう」
11:30~12:00 森村采未(兵庫県立大学)
「初級ドイツ語クラスにおけるプロジェクト授業の実践と報告」
12:10~12:40 栗原祐美(明新科技大学)※遠隔参加
「ホテルマンになりきって、日本語で接客する動画を撮ろう」
12:40~13:10 上野振宇(大東文化大学第一高等学校)※遠隔参加
「中国語圏「修学(研修)旅行」企画コンペティション」
13:10~13:15 おわりに
主 催:Let’s めやす
問い合わせ:letsmeyasu@gmail.com (阪上彩子)
チラシはこちら
【参加者募集】2月29日午後 外国語教員のためのルーブリック
パフォーマンス課題を評価するためにルーブリックを使っている語学教師のみなさん。このルーブリックで果たしていいのだろうか?と疑問を持っている方も少なくないと思います。
このワークショップでは、ルーブリックの作り方を振り返り、さまざまなルーブリックを持ち寄って、よりよいルーブリックが作れるようになりましょう。
日 時:2020年2月29日(土)14:30~17:00
(午前中に「めやす」の実践報告会を予定しております)
会 場:関西学院大学梅田キャンパス 10階 1005教室
対 象:外国語教育に従事している教員
定 員:30名
参加費:無料
申 込:
主 催:Let’s めやす
問い合わせ:letsmeyasu@gmail.com (阪上)
チラシはこちら
CEFRとめやす
今回、ヨーロッパで〈めやす〉について発表をして、いろいろなところで、CEFRとはどう違うのかという質問をいただきました。
それについて、私たちの講師である山崎先生が京都大学の講演で話しておられます。
「『外国語学習の目安2012--高等学校の中国語・韓国語教育からの提言--』とは何か?」山崎直樹(関西大学、中国語) - 京都大学OCW
それから田原さんが編集された『他者とつながる外国語学習をめざして』の第2章で、齊藤公輔さんが「『めやす』×CEFRの試み」で話されています。
そこで書かれた共通点は
1.CEFRの言語使用領域と〈めやす〉の話題分野
2.能力記述文
3.能力記述文が言語活動領域と学習レベル別に分類されていること
と述べられています。
相違点は
1.CEFRは基本的に成人市民(の育成)を対象にしているのに対して、〈めやす〉は、日本の高校生を対象としていること
2.CEFRは欧州成人市民の生活が前提であるのに対して、〈めやす〉は学校教育が前提としている。
3.〈めやす〉は21世紀型スキルの習得にも言及していること
詳細はこちらをご覧ください。
齊藤公輔(2019)「『めやす』×CEFRの試みー『めやす』とCEFRを活かす授業案―」田原憲和編著『他者とつながる外国語学習をめざして―「外国語学習のめやす」の導入と活用ー』、三修社
そして最後に、3月に講演してくださった奥村三菜子さんが講演資料で〈めやす〉の「3×3+3」とCEFRの関連性について説明してくださった図を掲載します。
CEFRの黄色と青色の部分です。