Let's めやす

「外国語学習のめやす」は、国際文化フォーラムが学習者が主体的に学ぶことをはじめ、21世紀の複雑な社会を生き抜くスキル、21世紀型スキルを身に付けるために作成した教育方針です。私たちは「めやす」の教え方をみんなで共有できるようにワークショップを行っています。そのワークショップの詳細を説明します。

【ワークショップ開催報告】2017年8月31日めやすWS(日本語)@台湾・淡江大学

海外第2弾!台湾淡水にある淡江大学で「「外国語学習のめやす」ワークショップ ―21世紀型スキルを身につける授業について考えよう―」というテーマでワークショップを行いました。

詳細はこちらで

http://www2.itc.kansai-u.ac.jp/~ymzknk/t/taiwan2017-08-30.pdf

 

今回は、台湾に関西大学山崎直樹先生がいらっしゃるという縁で、始まった企画です。

 日本語教育に携わっている阪上も、台湾で教えたことがなく、どうやってコンタクトをとればいいか、そこから始めなければならなかったのですが、知り合いの知り合いのつてを頼り、最終的に淡江大学の曾先生とつながることができました。

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午前中に山崎先生の講義と阪上と田原先生の実践報告を話しました。

 

それから3×3+3のグループワークと、実際に授業プランをたててもらいました。

山崎先生の講義は、自分のマスター研修以来でしたので、セミナーを行う立場の私もはっとさせられることがたくさんあって、勉強になりました。

スライドの一部拝借して、コピペ...

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今日のワークショップの目的
• 言語教育の設計に使う、ある「枠組み」を理解し、
• 自分の今後の授業の設計に生かすことができるようにする

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今日のゴール
1.「めやす」の概要をおおよそ理解する
2. 鍵となる概念「3×3+3」を深く理解する
3.「3×3+3」を使って、自分の授業の学習内容を豊かにすることができるようにする
4. 自分が何を目指してその設計をしたかを他人に伝えられるようにする

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 難しく言うと……
• 比較的長期にわたる学習の設計
• 設計の内容とその意図の可視化
• 周りの人に対する説明責任を果たす

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 などなど...。私もこういうわかりやすく、はっとさせられる講義を行いたいです。

 

ワークのほうは、欠席者も多く、参加者が出たり入ったりしたり、グループ分けも思ったようにいかなかったりしたのですが、プロジェクトワークを行っている先生方も多く、どうしてこういう活動を行っているか同僚に理解してもらうためにも必要な概念で、このワークショップはとてもいい機会になったのではないかと思いました。

 

 

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ワークショップ終了後はホテルの上にあるレストランにて会食。

淡江が見えてとてもきれいでした。 

 

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